トマト・ミニトマトの栽培で気をつける病気や対策法は?

家庭菜園で作る野菜の定番の1つであるトマトやミニトマト。せっかく作るなら美味しく新鮮なトマトが食べたい!そんなあなたに、トマトやミニトマトの栽培で気をつけるべき病気とその対策法をご紹介します。

 

どんな状態が病気なのかを知っておこう!

images (1)

そもそも、どんな症状が出たら病気を疑うべきか知っておくことで、症状が酷くなる前に対処ができる可能性があります。以下のような症状が出た場合には病気を疑い、対処をしましょう。

 

《葉の異常》

萎れる、枯れる、変形(丸まる、曲がる)、色が変わる(黄色や茶色になる)、葉に病斑が出来る(褐色、黄色など様々なケースがある)

 

《株の異常》

萎れる、枯れる、根にコブができる

 

《果実の異常》

シミができる

このような症状が見られます。症状の内容から出る場所までさまざまです。日常的に観察して、異常に気付きましょう。

 

トマト・ミニトマトのかかる病気と対処方法

images

トマトやミニトマトがかかる病気は実は非常に多くの種類があり、その数は細かく分類すると30種類近くにのぼります。原因は大きく分けて3つ、ウイルス、最近、糸状菌(かび)による病気です。

 

(1)ウイルスによる病気

 

代表的なウイルス性の病気①:モザイク病

症状:葉に黄色、緑色、褐色などの病斑が葉脈に沿ってモザイク状に出る。

原因:さまざまな植物からアブラムシを媒介して感染する。

防止方法:アブラムシが発生する前に薬剤などで害虫駆除予防が必要。

 

代表的なウイルス性の病気②:黄化葉巻病

症状:株の上部の葉から黄色に変色し、カールしてしまう。また、株自体が成長しにくい状態になってしまう。

原因:コナジラミを媒介して感染する。

防止方法:コナジラミの駆除。薬剤などで害虫駆除予防が必要。

 

このように害虫を媒介して感染する特徴の病気がウイルス性の病気に該当します。事前の防虫対策や育成中の消毒も必要に応じて行い、被害が広がらないように注意が必要です!

スポンサーリンク

(2)細菌による病気

 

代表的な細菌性の病気①:青枯病

症状:7〜8月頃、高温時に萎れ、夜間に元気を取り戻す状態になる。日中萎れるが緑色の状態を保っている。上部から症状が現れる。

原因:土壌に潜む病原菌が傷口を通じて感染する病気。2〜3年ほど土壌に残る場合もある。ナス、ピーマン、ジャガイモ、キュウリなどもかかるので前年以前にトマトがかかっていなくても注意が必要。

防止方法:被害が出たエリアの土を出来る限り除去する。また、土壌消毒材も有効。植える前に出来る限り対処しておきたい。

 

代表的な細菌性の病気②:かいよう病

症状:株の下部の葉から徐々に枯れだす。葉の渕から徐々に萎れ乾燥し、上側にカールしてしまう。

原因:種子感染や土壌感染する。

防止方法:消毒済みの種子を使用する。もしくは新しい土を使用したり、土壌消毒が必要。

このように、細菌による病気は植え付ける土や種そのものが病気を持っている場合に起こる病気が多いのが特徴です。事前に育てる環境を整えて、病気が起こらないように準備をしておくことで多くの病気を避けることができます。

 

(3)糸状菌(かび)による病気

 

代表的なかび由来の病気①:疫病

症状:灰緑色の病斑が出現し、徐々に暗緑色の大きな病斑に変化。多湿の場合には斑点の上に白いかびが発生することもある。葉、茎、果実、地上部のあらゆる部分に発生し、下部が枯れたり、果実が腐敗することもある。

原因:かびが原因。4月〜10月で湿度が高い時期や時間帯に発生しやすい。

防止方法:薬剤による予防が一般的。また、雨のあたらないところで育てることで感染率を下げることも可能です。

※葉かび病、灰色かび病なども似た症状ですが、かびの色や症状が微妙に違うため、疑われる場合には良く調べてみましょう。

スポンサーリンク

代表的なかび由来の病気②:うどんこ病

症状:葉の表面に白い粉が吹き出たような状態になる。

原因:かびが原因。路地栽培では一般的に発生しにくいと言われているが、通年で育てている場合には株から株へと感染しやすい病気。

防止方法:株から株へと感染しやすいので、発生初期に除去をすることが重要。薬剤で症状改善を行う。

 

このようにかびが原因の病気は、発育環境に問題がある場合がメインとなります。路地栽培の場合は雨などを避けることは難しいものの、プランターで栽培する場合には置く場所を軒下などにするだけで病気を防げる場合も多いです。

育成中常に気を使っておきたいところですね!

 

尚、これ以外の病気も数多く存在するので、何か異変がある時は具体的に症状を調べてみてください。

 

発病の原因を未然に防ぐのがトマト栽培の鉄則!

 

このようにトマトの病気をいろいろと見てみると、病気の原因は害虫、土壌や種子、育成時の湿度など原因はさまざまです。しかし、いずれの原因に対しても適切な予防を行うことで病気にかかるリスクはぐっと下がります。

 

植え付けを行う前に育てる環境で改善できる点を見つけたり、行っておくべき予防方法を行ったりすることで、元気なトマトやミニトマトが育てられるように工夫してみてくださいね!

スポンサーリンク

サブコンテンツ

このページの先頭へ