京人参の栽培方法や時期は?

京人参は、数ある人参の品種の中でも”東洋系”の品種です。

 

主に関西のお正月料理には欠かせない食材なのですが、普段あまりスーパーなどで見かけることはありませんね。

今回は、そんな京人参の栽培方法や、旬の時期などについて調べてみました!

 

京人参を知ろう!

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金時人参とも呼ばれている、京人参。

金時とは、赤ら顔の坂田金時(金太郎)にちなんで、そう呼ばれるようになったそうです。

 

その歴史は古く、江戸時代に中国から日本へと伝わってきました。

昔から冬を感じさせる野菜として、京都の人々に親しまれてきたのですね。

 

京人参の特徴は?

京人参は、一般的なオレンジ色のずっしりとした西洋種に比べ、やや暗めの鮮やかな赤色をしており、細長い見た目が特徴です。

風味も京人参特有の甘みがあり、煮物にすると一層鮮やかな赤みが引き立ちます。

肉質も柔らかく煮崩れもしにくいので、関西のおせち料理やきんぴらなどにはよく使われてきました。

 

京人参の栄養は?

一般的な人参よりもβカロテンやリコピンが豊富な京人参は、血液を作り出す栄養素”葉酸”も西洋人参の約5倍も多く含まれています。

βカロテンは、体内でビタミンAに変化し、体の健康維持にとても効果があります。

粘膜や皮膚を作り、髪の毛や視力などを守ってくれるのですね。

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リコピンは老化防止にとても効果があり、葉酸は健康な血液を作るのに重要な栄養素です。

ダイエットや成長期のお子さんには、たくさん食べてもらいたい野菜の一つなのですね。

 

京人参の栽培

おいしく、健康にもうれしい京人参を家庭でも手軽に栽培したいですね。

種まきはいつ?

土壌はどんなものがいいの?

など、京人参を栽培するポイントを確認してみましょう。

 

京人参を栽培するためのポイント3つ

京人参を栽培するうえでのポイントは次の通りです。

 

ポイント① 京人参は、7月下旬から8月頃に種まきしましょう。

京人参は、寒冷地での栽培にはあまり適していません。

温暖地では7月下旬~8月、暖地での種まきは8月~9月初旬が目安です。

 

 

ポイント② 発芽するまでは、土を乾燥させないようにしましょう。

金時人参の発芽率は、50~60%と、通常の人参よりも低いです。

人参は、”好光性種子”なので、光がないと発芽してくれません。

さらに、セリ科の植物なので、水を好みます。

発芽するまでの間は、日光とたっぷりの水が必要になります。

 

 

ポイント③ 間引きのタイミングを逃さないようにしましょう。

形の良い健康な京人参を栽培するには、間引きは必須。

収穫する際にも、根の太いものから間引いて収穫するようにしましょう。

 

土壌を準備する

種まきの1か月前には、良質の完熟たい肥をたっぷりと土に混ぜ込みます。

石灰・有機肥料もしっかりと施しましょう。

水もち・水はけ・通気性のよい土壌作りがポイントです。

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また、金時人参は深く耕すことが重要。

通常の人参よりも細長く生育していくため、柔らかい土壌の畑や深めのプランターを使用しましょう。

 

種をまく

京人参は7月から8月の夏に種まきをします。

土が十分な水分を含んでいるので、雨が降った翌日にまくのが最適です。

 

発芽までの期間は、土は絶対に乾かさないように気を付けてくださいね。

また、発芽率がやや低いので、多めにまいておくこともポイントです。

 

覆土は、0.5cm程度。

厚くかけることで発芽が悪くなってしまうので、うっすらとかぶせる程度にしましょう。

さらに乾燥を防ぐために、もみ殻やワラなどを土が見えなくなる程度に覆っておくとよいですね。

 

育てる

発芽したら、本葉が1~2枚、5~6枚になるころの2回、間引きをします。

間引きをすることで、1本1本の日当たりや風通しがよくなり、隣同士の栄養分の偏りも防ぐことができます。

健康な京人参を育てるためには、この間引きも徹底したいポイントなのですね。

 

小さすぎるものや大きすぎるものを間引いて、12cmくらいの間隔を目安にしましょう。

間引きしたら、追肥も忘れずに。

人参の根の部分が隠れるように土寄せしてあげましょう。

 

また、生育期間の気温が低い・もしくは高いと、きれいな色が付きにくくなってしまいます。

土壌が18度~20度くらいを保つように気を付けましょう。

 

中期~後半の成長期に水分が不足したり、乾燥と過湿を繰り返してしまうと、根割れの原因となります。

水分は、十分に与えてあげましょう。

 

病気や害虫対策

京人参は比較的病気に強いと言われていますが、土壌や害虫による被害に気をつけましょう。

葉が大きくなると、うどんこ病やアブラムシなどの対策も必要になります。

 

収穫する

京人参の栽培期間は長く、7月~8月に種をまいて、収穫は11月上旬から2月下旬ごろ。

約120日くらいから収穫することができます。

 

まとめ

いかがでしたか?

甘くておいしい京人参は、新しい種を使うのも大切。

間引きや追肥、そして人参が倒れないようにするための土寄せなどの管理は必要ですが、発芽に成功すれば、割とすくすくと育ってくれる金時人参。

栽培する気候さえあえば、栽培はさほど難しくなさそうですね。

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