5分で分かる金時人参について!

おせちの煮しめなどで、お目にかかることのある鮮やかな紅色が特徴の金時人参。

その紅色にはリコピンが多く含まれているので、美容や健康にも嬉しい効果があります。

 

また、一般的な西洋人参と同じようにお使いいただける上に、甘味もあるので、お子様にもおすすめですよ。

 

金時人参とは

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金時人参(きんときにんじん)は、京人参とも呼ばれ、1990年からブランド京野菜に指定されています。

よく京野菜の中に見られる、ひときわ目を引く紅色の人参が金時人参です。

 

長さは30cmほどで、イボが白いことが特徴です。

リコピンを多く含み、中まで赤色になっていることから「赤ら顔の坂田金時」が金時人参の名前の由来となっています。

 

金時人参の主な産地と原産国は?

 

江戸時代初期に中国から日本に伝わって、京人参として栽培されていたものが、金時人参と言われています。

1877年には香川県に伝わり、20世紀に入ってからは、坂出市や観音寺市など沿岸地域特有の砂地性の土壌を利用しての栽培がさかんとなりました。現在では香川県産の金時人参の全国シェアは70%を占めています。

 

金時人参というと、京都のイメージがありますが、産地が香川県というのは意外ですね!

 

京都でも生産出荷を行っていますが、生産数が少ないので、ブランド品としての出荷実績は落ち込んでいるようです。

 

その影響もあり、京都では「京かんざし」という金時人参の新しい品種も開発され、2008年からは京丹波町や八木町で生産と出荷を行っています。

 

「京かんざし」は、早取りしたミニサイズの金時人参で、重さは通常の金時人参の10分の1程度です。

年間を通して栽培が可能であり、通常は固くて食べられない葉まで食べられます。

 

美容や健康に良い金時人参の栄養素

 

一般の西洋人参と比べると、紅色をしている金時人参。

 

その紅色はトマトに含まれていることでも知られるリコピンという栄養素が多く含まれている証拠です。

リコピンは抗酸化作用を持っているので、紫外線から肌を守ることや肌コラーゲンの増加など、皮膚機能を向上させる効果があるほか、発ガン予防やガン細胞の成長抑制にも効果があります。

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さらに、カリウムも多く含まれるので、血液中の塩分を排出してくれます。

美容に気を使う女性はもちろん、健康不安や血圧が高くてお悩みの方にもぜひ食べていただきたい食材ですね。

 

美味しい金時人参の選び方

 

皮がツルンとしていてハリがあるもの、そして色が濃く鮮やかで太めなものを選ぶことが、新鮮で美味しい金時人参を選ぶ上でのポイントです。

 

また、葉の根元から見える芯の部分が太く、その回りが黒ずんでいるものは、甘味に欠けてしまうのでこちらにも注意して選んでみてください。

 

金時人参の保存方法

 

新聞に包んで冷蔵庫の野菜室に保管してください。

その時、葉を切り取って、根の部分を上にしてください。

 

また、泥つきの方が長持ちするので、泥をつけたまま新聞紙に包んで5℃前後の冷暗所に保存するという方法もあります。

この方法だと、冬は2~3週間ほど保存できます。

 

冬に長期保存する場合は土の中に埋めるという方法があり、春まで保存できます。

 

金時人参の美味しい食べ方

 

金時人参は、肉質がやわらかいのが特徴ですが、その割には煮崩れしにくいので、煮物にも最適です。

地方によっては、正月のおせち料理の煮しめに使われていることもありますよね!

 

甘味があって、西洋人参に比べると、人参臭さも少ないので、どんな料理にしても食べやすいかもしれませんね。

色合いもキレイなので、千切りにしてサラダに使うことや、ピクルスにするなど、料理をオシャレに彩ってくれます。

 

もちろん、きんぴらや酢の物など、一般的な西洋にんじんと同じようにも使えるので、さまざまな料理に取り入れていただきたい野菜です。

 

おすすめレシピ

 

金時人参は、西洋人参と同じようにさまざまな料理にお使いいただけますが、そのなかでも簡単でおいしいレシピを2つ紹介します。

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金時人参のポテトサラダ

作り方としては、一般的なポテトサラダですが、金時にんじんの紅色がアクセントとなって、オシャレなサラダになりますよ。

 

1、金時人参とじゃがいもを大きめに切り、人参は皮をつけたままにして、じゃがいもは皮を剥きます。

 

2、金時人参とじゃがいもをポリ袋に入れる、あるいはラップに包んで電子レンジで柔らかくなるまで加熱します。

 

3、電子レンジで柔らかくなったら、金時人参は食べやすい大きさにスライスし、じゃがいもは潰します。

 

4、潰したじゃがいもに、塩コショウを振って、マヨネーズまたはドレッシングで味付けします。

 

5、じゃがいものなかに、スライスした金時人参を軽く混ぜ合わせて出来上がりです。

 

金時人参のおかか煮

 

金時人参そのものの味をシンプルに味わいたいという方には、煮物が最適です。

金時人参特有の甘味や風味が出て、いつもの西洋人参とはまた一味違った楽しみ方ができるかもしれませんね。

 

1、金時人参は皮を剥かずに輪切りにして、十字に切込を入れます。

この時に面取りもしておくと、見た目もキレイに仕上がります。

 

2、鍋に、金時人参を並べ、ひたひたに水を入れて中火にかけます。

 

3、ぐつぐつしてきたら、火を弱めてしょうゆ、酒、みりんで味付けします。

ここから柔らかくなるまで、またしばらく煮ます。

 

4、柔らかくなったら鰹節を入れて、少し火にかけたら完成です。

一旦冷まして、味を染み込ませるとより美味しく仕上がります。

 

まとめ

 

あまりなじみのない金時人参ですが、西洋人参のようにさまざまな料理に使うことができるのは意外でしたね!

栄養も豊富で、クセのない風味なので、おせち料理に使うのはもちろん、普段の料理にどんどん取り入れてみてはいかがでしょうか?

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