ほうれん草の栽培で気を付けることは?病気対策は?

栄養豊富でどんな料理にも使える、「ほうれん草」。

青々とした健康な「ほうれん草」を家庭菜園で栽培している方も多いのではないでしょうか?

 

そんなおいしい「ほうれん草」を、より新鮮に健康に栽培するために!

今回は、これは知っておきたい!葉物野菜の代名詞ともいえる「ほうれん草の栽培で気を付けること・病気対策」についてご紹介します。

 

ほうれん草にも品種がある?

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栄養豊富な、葉物野菜の代表「ほうれん草」。

貧血予防や、がん予防、美肌効果など、私たちの健康を維持するためには欠かせない野菜です。

 

そんな「ほうれん草」にも、品種があるのはご存知ですか?

葉の部分がギザギザになっていて、根元の赤いものが、「東洋種」。

丸い葉のものは、「西洋種」、品種改良されたものを「交雑種」と言います。

 

季節に合わせて、時期に適した品種を選べば、一年中新鮮な「ほうれん草」を栽培することができるのです。

 

ほうれん草の栽培

 

初心者の方も育てやすいほうれん草を栽培するには、良い土と良い種・適した肥料を選ぶことが大切。

畑でもプランターでも同じように育ててあげることがポイントなのです。

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<土壌>

ほうれん草を植え込む土壌についてのポイントは、次の二つです。

 

ポイント①ほうれん草を植える土壌は、多めの石灰でしっかりと中和させておく

ほうれん草は、酸性の土壌を特に嫌います。

そのため、まずは栽培するための土にこだわってみたいものですね。

土壌のpH値を調整するため、種まきの2・3週間前には、しっかりと石灰を混ぜ込み、準備しておく必要があります。

 

ポイント②堆肥と化学肥料で栄養豊かな土壌を作る

おいしい「ほうれん草」を収穫するためには、肥料は欠かせません。

種まきの1週間前くらいには、肥料をまいて栄養分をなじませておくことが大切です。

 

また、植える際には、土を寄せて畝を作っておきます。

マルチ栽培にすると、適度な温度と湿度を保ちつつ、「ほうれん草」の生育を促してくれるほか、雑草も生えにくくなるので、一石二鳥ですね。

 

<種まき>

 

種まきをする際の注意点は以下の通りです。

 

ポイント①季節に合わせて、適した品種を選んで種まきする

ほうれん草の種まきは、一年中いつでも可能。

一番育てやすいと言われるのは、9月中旬~10月末くらいまでです。

 

また、「ほうれん草」の種子は硬い皮で包まれているため、より早く発芽を促すためには、丸一日水に浸してから植えることも大切。

 

最近では、あらかじめ皮を取り除いて発芽しやすい「ネーキッド種子」なども販売されているので、利用するのもよさそうですね。

 

ポイント②秋に種まきをして、初冬に収穫するのが育てやすい

ほうれん草は、比較的育てやすいと言われる、葉物野菜の一つで、”秋に種をまき、冬に収穫”されたものが、肉厚で糖度も高めなのだとか。

西アジア原産なので寒さには強いのですね。

 

ただし、種まきの時期が晩秋から早春の比較的低温になる場合は、発芽するまでの間、不織布などをかけてあげましょう。

 

だいたい1cm~2cmの間隔が種をまく際の目安です。

まいた後は、優しく1cm程度の土をかけ、たっぷりと水やりをするのも忘れずに。

発芽までの間は、乾燥させないようにすることも大切です。

 

ポイント③間引きと追肥をする

発芽後、本葉がひらいて2枚になったら、株同士も混み合ってしまいます。

1株1株が栄養不足で発育不良にならないようにするためにも、3回ほどの間引きが必要です。

目安としては、「本葉2枚になったころ」と「本葉5枚になったころ」。

本葉が5枚になった2回目の間引きのタイミングで、株周りに追肥をしましょう。

 

発育が遅いようであれば、株の周りに風よけなどを張ってもよいでしょう。

あまりに低温になると、成長も遅れてしまいます。

 

<収穫>

収穫時の注意点とポイントは以下の通りです。

 

ポイント①ほうれん草の収穫時期は短い

大きく育ったものから、収穫を始めます。

春まきの場合は、とう立ちするのが早く、秋まきの場合でも、3月を過ぎるととう立ちし始めます。

 

種まき時期を少しずつずらして行えば、収穫時期もずれるので、長期にわたって新鮮なほうれん草を収穫することもできますね。

 

以上が、「ほうれん草」を栽培するときの注意点です。

 

「ほうれん草」の病気対策

 

ほうれん草は、「秋まき」が育てやすいと先にも述べましたが、それは、「秋まき」に比べて「春まき」の方が病気が発生しやすいということからなのです。

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冷涼な気候を好むほうれん草は、気温が25℃以上になると、病気にかかりやすいのです。

主な病気は「ベト病」や「モザイク病」、「立枯病」、「炭そ病」などがあります。

 

病気の症状としては、「葉が黄色や褐色に変色している」や「葉に斑点や染みができる」、「葉に灰色のカビが生える」、「茎の部分が腐っている」、「葉がしおれたり、枯れてしまう」、「モザイク模様ができる」などが挙げられます。

 

原因は、間引きをしなかったことによる密植や、同じ土壌で何度も行う連作のほか、「上から水をかける」、「肥料が足りない」、「水はけが悪い」、「寄生虫や細菌による伝染病」などが考えられます。

 

<病気の予防対策>

薬剤を使う方法もありますが、ここでは熱湯消毒の方法についてご紹介します。

 

ポイント①土壌の消毒手順

手順①種まきや苗を植え付ける1週間前くらいになったら、植えつける畝に直径20cm・深さ3cmほどの穴を掘り、熱湯を注ぎます。

手順②そのあと、畝全体をポリフィルムで覆います。

手順③4時間ほど放置して作業は完了です。

 

ポイント②害虫対策

センチュウ類などの「寄生虫」や「アブラムシ」などは、ほうれん草を弱らせる害虫なので、しっかりと対策をしておきましょう。

 

窒素成分の多い肥料を与えすぎると、アブラムシが集まりやすくなってしまうので、注意が必要です。

 

太陽光を好まないアブラムシは、銀色のマルチシートが効果的。

目の細かい防虫シートをかけておきましょう。

 

もし、アブラムシによる被害があれば、木酢を薄めた液や唐辛子を漬けこんだ液を霧吹きで吹きかけると、逃げていきます。

手間はかかりますが、農薬を使わない分、安心できるのが何より。

定期的に散布するとよいですね。

 

ポイント③良質な堆肥を利用する

土壌内の菌のバランスを整えることも病気を防ぐポイントです。

 

ほうれん草は高温多湿に弱く、病気にかかりやすいことは既にお伝えした通りです。

春から夏にかけての気温が上がる季節になると、病原菌やアブラムシなどの害虫も繁殖します。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

ちょっとしたポイントを抑えることで、新鮮な「ほうれん草」を自宅でも手軽に楽しむことができそうですね。

 

プランターなどは、土の入れ替えも簡単にできるので、時期をずらして通年収穫を楽しむこともできそうです。

毎日の野菜をおいしく食べられるよう、ぜひお試しください。

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